整備士時代に体験した不思議な現象
整備士時代に事故処理担当だったことがあります。シーズン中は毎日のように事故車が入庫してきます。とても忙しくしていました。毎日保険会社と電話電話、バイクのオーナーと電話電話と切りがなかったのを覚えています。
お店としては、保険会社とバイク側のどちらの味方でもないです。
まず、見積もりとなるわけです。
見積もり結果を保険会社とお客さんに伝えてどうするかを決めてもらいます。
店としては、一日でも早く車両に出て行って欲しいわけです。そうしないとバイク置き場がパンクしちゃいますから。
保険会社によっては、ここは補修でやってほしい。とか言ってくるわけです。見積もりを下げようとするんですね。
店としてはどちらの味方でもありませんが、お客さんに不利益がある話は勝手に受け入れるわけにはいきません。そこで「保険会社の方から同意とってくれたらそうしますがどうですか?」と言うとモゴモゴしだしてきちんと交換となるわけです。
実際には、もうない部品なんかもあったりして購入時の金額のみの計上したりといったこともあるんです。もうない物はないんですから
時々お客さんで、事故による転倒で破損した部分以外のところも見積もりに入れるように言ってくるお客さんがいます。こちらとしては真っ向から否定も出来ないので、一応こういいます。
「事故の状況から保険会社の人は分かりますし、こちらも聞かれたら一応の見解は申し上げることになりますがホントにそれ見積もりに入れてよいですか?正直に申告した方がいいと思いますよ。」とね
それでもがめつい人と言うのはいるもので、「いやこれは事故でこうなった。見積もりに入れろ。」と言ってきます。
自動車同士の事故とは違い、保険金はオートバイユーザー個人に支払うようにしてもらうことが多かったです。
理由は色々有りますが、入金のタイミングを待てない事がほとんどだからです。先にお客さんのお金で修理して出荷。その後に保険金がお客さんに入金となるパターンを多用していました。
修理代の金額によっては、走れる程度に修理し、入金後に全部直すと言うこともしていました。
見積もりを太らせる人に限って修理は最低限でいい。と言います。要するに差額に魅力を感じているんです。
事故太りってやつですね。
自動車の人身事故にもありますね。事故太り
で・・・不思議なのはこっから
事故太りした人はいつも通りに店に時々来ます。そうすると、大体半年から1年以内くらいです。盗難にあって出てこなかったり、自損事故で廃車になったりと言うことが割と高確率で起こります。
ホント不思議ですね。
お天道様がみているのか、因果応報なのか知りませんが、本当に不思議でした。
バイク屋の店員するくらいなので、バイクが大好きでした。私は好きな物は正直が一番大事なのかも、好きな物を、ガメツさで汚したらダメなのかも・・・と思った。と言うお話です。
まとまりのない話ですね。

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