安全衛生教育の仮払機作業者の作業免許を取ってきた。色々面白かったので記事にしてみようと思う。
顛末
受講の動機
元々、自身の工場の周りの草刈りを行うために使っていた。
近年、出目賃(アルバイトとほぼ同意)で時々頼まれることがある為、チップソー使うために受講した方がいいかと言うことで申し込んだ。
受講先など
受講先:コベルコ教習所・北海道教習センター
受講料:¥16,000
申し込み方法:web→書類郵送→当日受付
書類を郵送かFAXしなければならず、この点webで完結出来ればいいのにと思いました。
枠が埋まるのが早いので受講希望者は早めに申し込んだ方がいいですね。
受講時間:概ね6時間
時間は法定されているためかなりキッチリしています。遅刻厳禁です。
座学5時間+実技1時間の計6時間
申し込みに必要な物:写真1枚
終了証に顔写真が載ります。自家印刷は不可で証明写真の方がいいでしょう。
面白かった点
思い違いをしていた部分
刈払機は振動工具です。
チップソーによる死傷事故を防ぐのが主な目的だと思っていました。
それはもちろんそうなのですが、もう一つ大きなテーマがありそれが振動工具による障害を防ぐことでした。全く思ってもみない観点で予想外でした。面白さを感じた部分の一つですね。
それは安全装置
刈刃の近くにあるカバーは、安全装置であるのはイメージしやすいですが、肩掛けバンドについているワンタッチで切り離せる機構が安全装置である認識はなかったです。
エンジン掛けたりする時の利便性の為と思っていました。掛けてからぶら下げるのはそうなので便利ではあるんですよね。ただ主目的は緊急時の切り離し
転倒などで滑り落ちたりする際にとっさに機械を切り離し危険回避するための装置との事。
今はスロットル自体も固定できないものが多く、手を離せば回転は止まる方向ですし、機械を切り離せばそれだけ安全性が高まると言うことのようです。
法律面からの話が意外にも多かった
昭和22年の労働基準法から始まり、労働安全衛生法、細かい施行規則やガイドライン、指針や通達まで段階を追って徐々に細かい基準が設けられている旨の説明がありました。
講師の方の説明が非常に的確で、短い時間かもしれませんが法律の段階やどの階層で規制するのが妥当なのか?を考えさせられる講義でした。
もともとはチェーンソーによる白蝋病(レイノー症と言うそうです)の規制が他のエンジン系振動工具の規制に広がってきたようです。
振動工具の振動の程度を数値化してありそれを元に作業可能時間が決まります。これも思ってもみなかったことでした。元から振動工具との認識がありませんでしたからそうなりますよね。
この部分は、推奨値や一時的に超える場合の考え方など衛生と実務で陣地を取り合ってる感じがありますね。
講師の方は【振動が体に入る】と言う表現を使っていましたがこれもイメージしやすくナイス表現だなと思います。
現在は、振動を体に入れない方策やアイテムがあるので是非使って健康に注意してほしい。と言うことでした。自分の為、また周りで危険な使い方や基準にそぐわない使い方をしていたら皆さんがそれを是非教えてあげて欲しい。とにかく健康が大事ですよ。健康を害せばそれは仕事が出来なくなりますから。と言うことでした。
労働安全衛生法は
労働=労働者の
安全=怪我を防止し
衛生=健康を維持する
法=ための法であると言うニュアンスでした。
特に衛生は現在メンタルヘルスの観点もあり重要な点であるそうです。
まとめ
非常に面白くて、使ってるけど作業免許持ってないと言う方にも有用な話だと思います。
やはり、正しい知識で、安全に健康にと言う事だと思います。
それでは皆さん、今日も
ご安全に

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